旅の五十八:「福昌寺本堂・客殿・庫裏新築工事完成 / 上野原市」
年末も押し迫り、もう暮の29日です。月日の経つのは早いもので、あっという間に一年が過ぎてしまいます。
さて、かねてより工事が進められていた福昌寺本堂・客殿・庫裏新築工事が完了し、県の富士東部建設事務所の検査も終わって、本日完成引き渡しが終了しました。
昨年の夏、このホームページで本堂の上棟までのあれこれに
ついて書きましたが、ここでちょっとおさらいをします。福昌寺本堂・客殿・庫裏新築工事は、まず境内の払い下げ、道路及び造成
工事を第1期工事としてスタートしました。そして、本堂の新築
工事を第2期工事。客殿・庫裏新築工事が第3期工事として計画
しました。
第2期工事は上棟後も順調に進み、屋根の銅板葺き、内部の造作や左官工事、外部の縁廻りの順に工事を行い、今年の1月、
本堂は完成しました。その後、第3期工事である客殿・庫裏新築
工事の入札を行い、地元の工務店さんが落札し、3月工事に着手
しました。
客殿・庫裏新築工事は一般的な住宅新築工事と大差はなく、基礎工事、建て方、上棟と進みます。上棟式は本堂の時に盛大に行いましたので、ここでは略式で簡単に済ませました。屋根は日本
瓦葺き、本堂との取り合いで苦労しましたが、無事納まり一安心。庫裏の内装は実際お住みになる住職さんの意見を取り入れ、
外部は私のイメージもあるので、完成予想図と同じような茶系統の外壁にしました。そして、暮れも押し迫って、無事完成したという
わけです。
私が関わってから早6年、長いようで短いような歳月。各地区の
壇信徒さんを集めて役員さんと説明会を開いたのが、ついこの間のことにも思えます。たくさんの紆余曲折もありましたが、想い通りのものができ、感慨もひとしおです。役員の皆様方、お疲れ様
でした。そして、ありがとうございました。
来年は、当初の予定にはなかったのですが、南西側の擁壁
工事を行い、完成後に落慶法要の予定です。もう少しお付き合い
させて頂くことになります。壇信徒の皆さんよろしくお願いします。
そして、当ホームページをご覧いただいてる皆様方、来年もよろしくお願いいたします。それでは皆様、良いお年を!