旅の五十一:「関ブロ神奈川大会」
先日、「関ブロ神奈川大会」が開催されました。正式には「平成19年度関東
甲信越ブロック会 青年建築士協議会神奈川大会」。神奈川大学を会場に
「学び考える建築士」を大会テーマとして6月16、17日に行われました。
昨年の丁度今頃は、富士河口湖町で山梨大会が開催された頃。その準備や本番で大変だったことを昨日のことのように思い出します。この日記にも記していますが、あれからもう一年たっちゃったんですね!
ところで昨年は準備する側だったのですが、今年はというと、なんと発表者
として参加することに!もう「青年建築士」という歳ではないんですが、
どうしても流れで発表者になってしまったのでした。
私が発表したのは第一分科会の活動報告「地域を学び考える」。地元、
上野原商店街でまちづくり活動をしてきたことを中心に『~大けやきのまち~私のまちづくり奮闘記』と題した発表を行いました。
以前、この建築旅日記でも紹介したたこ焼き屋「タコリン」、上野原商店街の
空き店舗対策として開店・営業したお店ですが、この活動を行った、「上野原
たのしい街づくり研究会」でのまちづくり活動の報告、という感じの内容です。
私を含め10都県からの発表は、地域のまちづくりに関わるもの、建築士として建築を通して地域と関わるもの、また子供たちと共に地域に関わるものと、
大きく分けて3つに分類されました。
それぞれ十分間という短い時間でしたが、みんなが自分の地域で実践して
きたことなどについて、互いの発表を聴き、意見交換をすることで、いろんな
面で刺激を受け、大変有意義な経験をすることができました。
昨年の山梨大会では、主催者側の一人として第一分科会の運営を担当し、
今年は、立場を変えて発表者として関ブロに参加したわけですが、この2年の間に建築士会を通して、本当に貴重な体験をさせていただいたと思って
います。また、この経験を活かしつつ、これからも建築士会の活動や、地域の皆さんとのまちづくり活動を通じて、少しずつでも地域の活性化に貢献でき
ればいいな、と考えています。