2002/05/25 地鎮祭
今日は※地鎮祭、このところのぐずついていた天気とは一転して晴天です。牛倉神社の神主さんのおごそかな儀式に、これからまた末長くよろしくお願いしますと、近くに居そうな気がする神様にお願いし、工事のスタートで身の引き締まる思いがしました。その後の直会で、神主さん、頭、棟梁とこれから建てていく我が家について歓談し、工事の安全と建物のご加護を祈願いたしました。
※地鎮祭:建築工事に着手する前に、土地の神様を祀って、工事の安全と建物の末長い加護を祈願する神事。暦の吉日(大安、先勝、友引)に家族(親戚)、大工棟梁、基礎頭、設計者に出席して頂き、氏神様の神主さんに儀式を行って頂きます。儀式は、修祓(シュバツ)というお祓いから始まり、降神(コウシン)(神様をお迎えする)、献饌(ケンセン)(お供えを献上する)、祝詞奉上(ノリトホウジョウ)(安全祈願)、四方祓い(シホウバライ)(土地のお清め)、鍬入れ(クワイレ)(起工の意味を込めて、設計者が鎌、施主が鍬、施工者が鋤の順に行います。この時施主は、鍬で盛砂を3度掘るしぐさをしますが、「エイ、エイ、エイ」と掛け声で気合を入れて下さい)、玉串奉奠(タマグシホウテン)(榊をお供えする)、散饌(サンセン)(お供えを下げる)、昇神(ショウシン)(神様をお送りする)以上で儀式は終了し、その後、直会(ナオライ)といって御神酒で酒宴を行います。直会とは、神様にお供えしたものを神様と一緒に頂くといった、神様を身近に感じている日本人独特の考え方から発生したもののようです。用意するものは、青竹4本、(神座2m辺の正方形の四隅に立てる)、お供え(米、塩、御神酒、山の幸果物3種、海の幸魚尾頭付2尾等、畑の幸大根等3種)です。費用、神主さんには初穂料2~3万程度、棟梁、頭、設計者共に御祝儀1万程度が一般的なところだと思います。