自宅造り日記 −−工事篇−−
自宅造り日記 −−工事篇−−
2002/05/30 やり方
敷地に建物を建てる位置を出し、地盤面の設定等を行い、基礎を造るための寸法等をつける仮設物をやり方といい、建物の位置が確定される非常に重要な工程です。隣地および道路等からの距離、※セットバック道路の後退部分の明示とそこからの距離。あるいは、地盤面からの基礎の高さなど建物のベースとなる部分を決定します。
※セットバック道路(建築基準法42条第2項道路):建築基準法では、建築する敷地は、一般通行・避難・消防上支障がないように幅員4m以上の道路に2m以上接しなければならないと定められています。 しかし、幅員4m未満(現況1.8m以上)の道路についても①都市計画区域決定時または建築基準法施行時以前から建築物が建ち並び、②幅員1.8m以上の「道」として使われていたもの・・・については、建築基準法の道路として認められます。 この場合は一般的に現況幅員の中心から左右に2mずつ後退(セットバック)したところが道路とみなされ、道路境界線が設定されます。