2012/01/05 新築10年目の我が家
新年、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
\昨年は東日本大震災、その半年後の紀伊半島大水害と、未曽有の災害に見舞われましたが、今年は、平穏で復興や景気も上向いてくれることを願っています。
ところで、我が家は、新築後早いもので10年目に入り、お陰様で日々快適に過ごさせて頂いています。大震災でも何の被害もなく、太陽光発電も少しは電力不足に役立ったのではないかな、と思っています。しかし、経年劣化も少しずつ進行し、外壁の塗装が少し色褪せてきています。今風の家でしたら、再度、「塗装」ってことで、その準備となるんでしょうが、我が家では、しばらく我慢して自然に風化させ、ひなびた風合いになるよう、自然に任せようと思います。日本建築は、本来そういうもので、自然の木や土や紙が適度に風化して、自然にマッチして行くものだと考えています。でも、もちろん手入れはしますよ!汚れて、ただ、ひなびるのと、手を加えながら整ってひなびていく落ち着きとはぜんぜん違いますから。そういう意味もあって、昨年の暮れに、庭に赤松を植えました。長年、我が家の庭で、春になると鮮やかな赤紫の花を咲かせていた三つ葉つつじの老木が、昨夏、枯れてしまったからです。一昨年あたりから元気がなく、植物活力剤メデネールの点滴などいろいろやったのですが、昨春は花の数も少なく、秋を待たずして落葉してしまいました。それからというもの庭がさびしかったのですが、昨年、設計の依頼を受けたお客様から、新築するのに邪魔だからと、赤松を頂いたもので、それを移植したというわけです。無事、根付いてくれれば良いんですが。日本の建築には植木や庭が重要な役割を果たしていると思います。植木や庭の手入れでも、家は引き立つんですよね!
そんなこんなで、昨年もいろいろありましたが、今年も仕事に、建築関係団体活動、そして地域活動、PTAなど、いろいろ頑張って行きたいと思います。みんなで頑張りましょう!よろしくお願いします。